myy_forwardのブログ

むー。21歳。

【資格:登録販売者】2ヵ月で登録販売者の試験に合格した話

2ヵ月勉強して登録販売者試験に合格

 

 

 

登録販売者とは

あまり聞き慣れない言葉であり、知らない人も多いのではないでしょうか。

でも、テレビで医薬品のCMをよく見てみると、「薬剤師・登録販売者にご相談ください」等といったフレーズがCMの最後に表示されます。

登録販売者とは、一般用医薬品の中で第2類・第3類の医薬品を販売できる人のことです。

ドラッグストアはもちろん、今日ではホームセンターやコンビニでも医薬品を取り扱っていることがあります。

でも、店舗に医薬品を置くには、薬剤師や登録販売者がいなければいけません。

つまり、店舗で医薬品を販売できるのは、薬剤師または登録販売者がいるおかげなのです!

 

コロナ禍でもあるし、なるべく医療機関へ行く機会を減らすにも「セルフメディケーション」を推進する必要があると考えています。その「セルフメディケーション」を行うために、一般用医薬品を取り扱う店舗が増えれば、登録販売者の需要も今後さらに高まっていくのではないでしょうか。

 

 

なぜ登録販売者の資格取得を目指したか

私が登録販売者の資格を取ろうと思ったきっかけは、主に3つです。

正直にお伝えします!

1つ目:時給を上げるため

実は、私の知識不足で結果的には時給は上がりませんでしたが、本来要件を満たせば時給がアップする店舗が結構あります。

 

私はコンビニでアルバイトしていますが、、登録販売者の人の時給は私の時給より数百円高です。。

1時間で数百円の差があるのはだいぶ大きいと思います!!

※時給を上げるには「管理者要件」を満たす必要があるところが多いです。私はこれを知らず、試験に受かるだけで時給が上がると思っていました。

「管理者要件」を満たすには、管理者要件を満たした登録販売者または薬剤師と一緒に、24ヵ月かつ1920時間、店舗で勤務する必要があります。

伝わりますかね、、

試験を受ける前の勤務時間も含めることができるんですが、とりあえず登録販売者か薬剤師と一緒に定められた期間勤務しないと、管理者要件は満たせないのです。。

 

2つ目:医薬品の知識が欲しかったから

人生の中で医薬品を1回も使わない人っていないと思います。

これから先も使うだろうし、医薬品の知識はあっても無駄にならないと考えました。

どういう成分にどういう効果があって、どのような人がどのような医薬品を使うべきで、また使ってはいけないのか等、知識を身につけることもセルフメディケーションの第1歩かなと感じます。

 

3つ目:安心感を得るため

学生ということもあり、何か役に立つ資格が欲しいと考えました。

この資格がきっかけで医薬品や製薬業界に興味も持ちました。

ただ、就職に役に立つかと聞かれると正直たぶん役には立たないと思います。だけど、アルバイトやパートの仕事をすることになったら使える資格だと思うし、資格を持っているという安心感が欲しくて取得しようと思いました。

 

 

登録販売者試験について

登録販売者試験は1年に1度しか開催されません。

でも、都道府県によって開催される時期が異なるので、夏に合格しなくても冬に別の地域で受験するという方法をとれば1年に複数回受験できます。

なので、現住所や出身地に関わらず、どこでも受験できます。

マークシートの試験です!

 

内容は1章から5章に分かれています。

1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識

2章:人体の働きと医薬品

3章:主な医薬品とその作用

4章:薬事関係法規・制度

5章:医薬品の適正使用・安全使用

 

こんな感じです。

合格基準も都道府県によって異なりますが、各章35%~40%、なおかつ、全体で70%以上正答する必要があります。

 

 

2ヵ月(60日)で合格した私の勉強方法

さて、やっと本題ですが、私の勉強方法を紹介します。

テキストはユーキャンのものを使用しました。

覚えるしかない、と言ってしまえばそうなんですよね。。。

勉強の順番としては、

1章→2章→4章→3章→5章 でした。

 

1章は医薬品とはどんなものかや、薬害の歴史を少し覚えるだけなので、2日くらいで終えられます。紙に自分なりにまとめました。(計2日/60日)

 

2章は人体の構造や役割なので、これも自分の言葉で紙に書いてまとめました

ちなみに、1冊のノートではなくて、メモ帳みたいなバラの小さな紙に書きました。

臓器やパーツごと(心臓・目・大腸など)に別の紙を使ってまとめた方が覚えやすかったからです。

その際、1文をなるべく短くすることを意識しました。

2章は9日ほどかけて勉強したと思います。(計11日/60日)

 

次は4章です。8日ほどで完成させました。(計19日/60日)

3章は内容量が多い上に、具体的な医薬品名や成分名が出てきて覚えにくかったので後回しです。それでも全く問題ありません。

4章も紙にまとめました

法律関係で素人には難しかったですが、新鮮さもあり個人的にはまだ覚えられる範囲でした。

同じような単語が何度も出てくるので、ごちゃ混ぜにならないようにする必要があります。でも、逆に同じような単語が出てくるおかげで、ちょっと違う単語やフレーズが問題文に出てくると「あれ?」と、違和感を持てるようになりました。

 

次は3章です。

これはもう本当に難しかったです。

試験本番は、3章の問題数が40問なので、合格するためには最低16問正答しなければなりません。

でも、逆に40問のうち16問当たっていれば良いと考えて一生懸命覚えました。

3章は紙にまとめませんでした

3章は、テキストを何回も何回も見て「この単語はこの単語とセット」みたいな感じで暗記するしかないと思います。

漢方や生薬は、出題頻度が高いものがまとめられているので、頻度が高いものだけを覚えました。

3章だけで1か月ほど使ったと思います。。(計49日/60日)

 

最後に5章です。

これも紙にはまとめませんでした

5章も、3章と同様、テキストを何度も何度も見て暗記しました。

また、3章のように具体的な成分名がここでも出てくるので、内容量は3章よりも少ないですが、後回しにしました。

1単語1単語正確には覚えられませんでしたが、「この単語はこの単語とよくセットになっているな」みたいな感じで覚えていました。

8日ほどで完成させたと思います。(計57日/60日)

 

残り3日ですが、1日を使って、テキストを最初から見返しました。

そして2日を使って過去問をやりました。過去問は、テキストに付属しているものと、ネットに出ているものを使いました。ちなみに、自分が受験する地域ではないところの過去問も解きました!

 

このような書き方だと、試験まで残り3日のところまで過去問を解いていないと思われてしまいますね。

説明不足で申し訳ないです、、

実際は、1日の勉強終わりに、その日勉強したところの過去問を解いていました

ネットには、章ごとに解ける過去問も出ているので、それを有効に使うと良いと思います。

 

 

試験結果

休まずに2ヵ月間、詰め詰めで勉強をしました。

その結果、

1章 20/20

2章 20/20

3章 24/40

4章 19/20

5章 17/20

総合 100/120   で、合格しました!

 

おわりに

「登録販売者」はまだ馴染み深くないですが、医薬品の知識を身につけるためにも、是非受験してみてはいかがでしょうか。

私の知人に、1ヵ月で合格した人もいますが、、

とりあえず2ヵ月でも、特に学生は十分合格できる可能性があります!