【フィンランド留学】留学までの過程
留学するまでの過程
こんにちは!
これまで、いくつか留学体験を綴ってきましたが、私は高校2年生の時に学校を休学して1年間フィンランドに留学していました。
今日は、私がフィンランドに留学するまでの道のりや、留学する前にやったことを紹介します。
はじめに
なぜフィンランドを選んだ?
留学の目的は様々だと思います。
私の場合は、、1番は母親に勧められたからです(^-^;
テレビなどで知ったと思うんですが、母はフィンランドの教育方法や文化に関心がありました。
そこから私自身もインターネットでフィンランドについて調べるようになりました。
フィンランドの教育レベルは世界的にも高いんです。
だけど、日本のように「勉強勉強」って感じではない。
日本とどう違うのか体験したいと思いました。
あとは、文化の面で言えば、サンタクロースやサウナ、ムーミン、マリメッコなどがあります。
アメリカやカナダに行く人は多いけど、フィンランドに留学する人は少ないだろうし、他の人とは違う新鮮な文化を体験したいと思っていました。
さらに、フィンランドは幸福度が高いのです。
現地に行っても実感しましたが、本当にみんな幸せそうに見えました。。
なんか本当、楽しそうに生活している感じが漂ってたんですよね。
関係しているかはわかりませんが、フィンランドは福祉も充実していると知りました。
税金が高めだけど、しっかりとお金が国民のために使われているようでした。
それもフィンランドに興味を持った理由の1つです。
留学の目的として、語学力、特に英語力向上を挙げる人は多いですが、私はあまり重視していませんでした!
留学までの過程
①斡旋団体を決める
留学する1年ほど前から準備を始めたと思います。
まずは斡旋団体を決めました。
斡旋団体とは、簡単に言うと留学を手伝ってくれる団体のことです。
自分で1から留学準備をするとなると、受け入れてくれる学校を探したりホストファミリーや寮を見つけたりしなければなりません。
私はそんな経験がないですが、だいぶ大変なことだと思います。
なので留学するには斡旋団体を利用した方が良いです。
斡旋団体を決める方法としては、自分が行きたい国を扱っているかが重要です。
当たり前と言えば当たり前ですが、私はフィンランドが第1希望だったので、なかなかフィンランドと繋がりがある斡旋団体を見つけるのが大変でした。
アメリカやカナダなど、留学先に選ばれる国としてオーソドックスな国は、斡旋団体も多く探しやすいかと思います。
しかし、私のようにフィンランドなど、日本人が選ぶ留学先としてはあまり選ばれないような国に行きたい場合は、斡旋団体を探すのも一苦労だと思います。
もちろん、斡旋団体の資料を請求したり説明会に参加したりする必要もあります。
どのくらいの費用がかかるのか、留学の手順など、絶対に知っておいた方が良いです。
②書類提出・テスト受験
そもそもフィンランドを扱っている斡旋団体が少なかったので、私は斡旋団体を2つに絞りました。(それぞれ"A"と"B"と呼ぶことにします。)
応募書類を書いて、留学テストを受験しました。
初めに受けた”A”の方は、落ちてしまいました。
どのような試験だったかは覚えていません。
でも、英語での面接というか、自己アピールや留学中にやりたいことなどを答えた記憶があります。しかも、親が隣に座って聞いている状態で。。
これと言って英語は上手くないので、本当に恥ずかしかったです(^^;)
”A”がダメとわかり、”B”に応募して留学テストを受験しました。
これも筆記試験があったと思いますが、内容は忘れてしまいました。
でも英語のテストだったと思います。
留学前のテストでは、自分が行きたい国の公用語(私の場合はフィンランド語)がテストに出題されることはあまりないと思います。
面接では、簡単な英語のテストをしました。
英語で質問されて、英語で答えるテストです。
当時は英検2級の勉強もしていたので、簡単でした。
「どのように学校に通っていますか?」と聞かれたことだけは覚えています(笑)
”I go to school on foot.”って答えたのも覚えています(^^)
③オリエンテーション
”B”に合格し、オリエンテーションに参加しました。
留学までに何回オリエンテーションがあったかわかりませんが、、
正直多すぎたと感じています。
中には、1泊2日のものもありました。
原則参加しないといけなかったので面倒でした。
しかも、派手髪で見た目がチャラそうな人が多くて内心びくびくしてましたね。
その人たちは高専の人たちだったんですが、私は同じ学校の人がいなかったので、オリエンテーションは参加したくなかったです(笑)
でも、留学を希望してる人たちだし、「意外と普通の人たちかも?」とか考えてました。
オリエンテーションでは、留学した先輩の話を聞いたり、トラブルになった時の解決方法をグループになって考えたりしました。
意外と高専の人たちが優しかったのを覚えています。
でもやっぱり同じ学校の人同士の方が仲が良いので、肩身が狭かったです。。
オリエンテーションでは、たしか毎回課題が出されたと思います。
たとえば、「ホストファミリーが作った料理が口に合わなかったらどうするか」に対する答えを書いてくる、みたいな質問の回答をしてくるような感じです。
そして、オリエンテーションの時に自分の回答をシェアしたかと思います。
あとは、ホストファミリーへの手紙も書きました。
私はホームステイだったのですが、アパートや学生寮もあるかもしれませんね。
自分を受け入れてくれるホストファミリーを見つけるための手紙です。
自分がどのような人で、留学中にしたいこと、受け入れてくれることへの感謝の気持ちを書きました。
ホストファミリーが決まると、斡旋団体から連絡が来ます。
そして家族構成や住所、連絡先などホストファミリーの詳細情報がもらえます。
改めてホストファミリーに感謝の気持ちをメールしました。
なんやかんやで6~7回くらいオリエンテーションがあったのかなって感じます。。
④渡航準備
実はオリエンテーションと同時並行でもありましたが、渡航の準備をします。
留学準備で必要なものは、斡旋団体からも指示があったと思います。
パスポートやビザの準備です。これらがないと留学できません。
他にも、変圧器やクレジットカードを用意しました。
国によって違いますが、ワクチンを接種したり採血したりもしました。
健康な状態でないと留学できなかったと思います。
おわりに
留学したくても、何から始めれば良いかわからない人も多いと思います。
まずは行きたい国や斡旋団体を調べてみてほしいです。
そして、留学の目的は色々ありますが、語学力向上だけに着目せずに、文化も考慮したら楽しい留学になるんじゃないかなと思います!